8、正負の法則


人 生には、霊的な学びの仕組みがあります。私たちの人生の霊的な学びの仕組みは、人生で起きるプラスの面とマイナスの面をどちらも体験することによって、物 事に対する理解と気づきをさらに深めて行くという仕組みになっています。それはつまり、私たちはプラスの面とマイナスの面の両方のバランスを取りながら学 びを深めているということです。これが、正負の法則です。ですから、私たちはさまざまに違った立場を経験することになります。つまりこれは、「苦あれば楽 あり。楽あれば苦あり。」ということです。そしてこれは、「雨が続いたなら、晴れがありがたい。晴れが続いたなら、雨がありがたい。」ということでもあり ます。これを別な視点で考えてみると、私たちは二つの大きな世界で暮らしていることがわかります。それは、現世と霊界です。現世と霊界は、互いに逆の世界 です。価値観や環境が、逆になっています。現世は困難や苦しみの多い世界です。しかし、霊界は喜びや幸せの多い世界です。困難や苦しみの多い現世では、私 たちの魂はとても成長できます。しかし、喜びや幸せの多い霊界では、私たちの魂はあまり成長できません。現世では、肉体があります。しかし霊界では、肉体 はありません。私たちは、互いに逆の世界である前世と霊界を交互に暮らしながら学んでいます。そしてまた、私たちは現世に男性や女性として生まれて来ま す。また、物事がうまくいくこともあれば、うまくいかないこともあります。たとえば、もしあなたが誰かに嘘をつき何かを隠したならば、しばらくの間は、そ れを隠すことができるでしょう。しかし、最後には必ずあなたの嘘はバレてしまうでしょう。これらのように、私たちはプラスの面とマイナスの面の両方をいろ いろと経験しているのです。ところで、すべての魂は大霊つまり最も浄化した霊と一体化し溶け込もうとしています。私たちの魂が大霊と一体化するためには、 最終的にはありとあらゆる全ての経験を積み、私たちの魂を最高度に浄化しなくてはなりません。それゆえ、私たちは皆誰でも、やがてはありとあらゆる同じよ うな経験をすることになっているのです。私たちは、プラスの面とマイナスの面の両方をバランスを取りながら永遠の時間の中で、ありとあらゆるすべての同じ ような経験をすることになっているのです。これらのことから導き出される諺(ことわざ)は、「明日は我が身」 という諺です。この諺は、他人に起きているこ とは、いつか自分にも起きるということを意味しています。もしも私たちが、この諺に対する理解をもっと深めることが出来たならば、私たちは立場や環境の違 う他人と自分とを比較することを止めることが出来ますし、自分や他人に対してもっと優しくなることが出来、イジメや差別や戦争を防ぐことも出来ます。この 諺と正負の法則は、素晴らしい可能性を秘めています






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